小宮山建築通信 |
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11/上旬(色付始め)
![]() スタートさせました...。最初に決定事項・検討事項を整理して...。 検討事項の一つずつに答えを出し...少しずつ形にして行きました。 ①階数 高床(注1)3階建に決定! *予算面からいえば、高床を取止める選択は十分あったのですが 冬期間の採光の確保と、生活に欠かせない車の収納スペースとして 11/中旬(燃える秋) 高床の採用を決定。 (注1)高床:1階部分を基礎とする(雪国の特例)構造 ![]() *居住(生活)スペースは動線を考慮して2階1フロアーに全て確保し、 屋根勾配から発生する空間3階スペース(注2)を予備室とする3階建。 (注2)3階スペース:天井高が1.4m以上となる為ロフトではなく階数(3階)扱いとなる。 ②屋根形状 斜辺上り棟(切妻)自然落下(注3)屋根に決定! *屋根雪処理の方法として融雪・雪降ろし・自然落下の選択肢から イニシャル・ランニングコストの必要な融雪屋根・作業の危険を伴う雪降ろし ↑実家のダイニングの窓は今真紅です。 屋根は除外し、自然落下の採用を決定。 (注3)自然落下:屋根面への降雪を屋根勾配(4寸程度)と仕上材の特性(滑・耐摩)によって自然に落下させる屋根形状のこと。 *角地である2方道路からの乗り入れと、権現堂・越後三山を望む東と南の2面を雪の落下しない妻面とする必要から、北西の角から南東の角への斜辺上り棟の切妻形状に決定した。 コスト的には断然、北面又は西面への片流れ屋根にするべきなのだが...譲れないわたしのこだわり! (田んぼのど真ん中...片流れ屋根は近くに点在する農作業小屋・牛舎に類似してしまうので...。) ③規模形状 建築面積25坪(5間×5間)の正方形に決定! *ポーチ・玄関・2階(生活フロアー)までの階段・親子2人の居住スペース等のボリュームと予算の間でせめぎ合い、縮小を試みたのですが...2人暮らしとはいえ、水廻り衛生設備は省く訳にもいかず、生まれて来る子供が男の子である可能性もある訳で個室も1室は欲しいetc...。詳細は次回~選択(ゾーニング)~で! 結局、構想図面を縮小することは出来ずに建築面積は25坪となりました。 *通常は平面プランに因り屋根形状を検討するのですが...自然落下の場合は同時進行になり...。 形状は単純な正方形(屋根形状に因り)に決定しました。 ④仕上げ材 屋根・外壁:長尺カラー鉄板 基礎:コンクリート打ち放しに決定! *①~③での予算の減額がわたしには出来ず仕舞い...そのしわ寄せは全て仕上げ材にきました...。 構想図面とは大きく異なるものとなってしまいました...。これが現実です!! *屋根材:長尺カラー鉄板(GL)横葺き 自然落下を考慮した上で最も安価な物の中から淡色を選択。 *外壁材:長尺角波(逆波)カラー鉄板 すっきりと濃色を選択。木部の現しはファサードの極一部のみに。 *基礎(1F):コンクリート打ち放し仕上げ 『自然石を貼りたいなぁ』無謀な夢は当然アッサリ却下! 構想図面から一歩前進、外観概略決定...。(8年前のこと、あの頃はわたしもまだ若かったなぁ。) ![]() ![]() ![]() ↑廻りには初雪が解けきれずに残ってました 新年を迎え日増しに雪に埋もれて行きました→ 7年前の今日2000年11月15日(大安吉日)に、住宅の施工契約を結び着手した事をはっきりと覚えています。 (誕生日の翌日だったから尚のこと忘れ難いのかも知れません...。) 会社で請負った他の建築工事がひと段落するのを待って、冬仕事でお願いしました。 (雪深い魚沼では当然ながら冬に向かって着手する建築工事は減少します...。) 『暖冬小雪でありますように!』わたしの願いも虚しく...結局は写真のありさまで建て方は初雪にみまわれ、梁・柱の番付けさえ雪で見えない状態で...そして年末年始の間に降り続いた雪にわたしの家(現場)はすっかり、すっぽり埋もれてしまったのでした...。
by komiyama-k
| 2007-11-15 17:57
| わたしが家を建てるには
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