小宮山建築通信 |
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2000年の今頃...臨月のわたしは、実家で大きくなったお腹(じきに生まれてくる子供)をさすりながら、漸く自宅のゾーニングを再開したのでした...。(それまで仕事の引継ぎ・残務処理に明け暮れ、産休に入ってからも引越し・出産準備等々でバタバタと忙しく動きまる、呆れる程パワフルな妊婦でした...。)
写真中段:この時季は権現堂からの日の出を水鏡で楽しむ事が出来ます。 ![]() 『小さな命の大きな存在』を目の当たりにして言い現し難い程の感動を覚え、追って間もなく親となる自分の責任を、リアルに実感したのでした...。 そんな影響もあってゾーニングでの選択はそれまであまり重視していなかった... お互いの適度なプライバシーの確保が(その家で...一個人として成長して行く子供の存在が)条件に新たに加えられたのでした...。 ![]() ①DKと寝室の配置を入れ替えました。 ②ワークスペースを間仕切り可能な多目的(畳)スペースに変更しました。 ③寝室からバスルームへの直接動線を取りやめました。 ④バスルームからWCを独立させました。 ⑤権現堂を臨む東側をオープンスペースとし間に間仕切り建具を設けた上で西側に寝室・バスルーム・WC等のクローズスペースを配置しました。 ![]() ![]() (五体満足・無事に生まれてきてくれてアリガトウ!) 後々になって聞いたのですが... その日、実家は田植えの真っ最中...。 大忙しの母は大慌てスピード違反!! 罰金を払って駆けつけたんだとか...。 親とは本当に有難い存在です、感謝! 写真下段: 自宅南側窓より2003年撮影 今年もゴールデンウィーク明けにはここ魚沼も本格的な田植えシーズンを迎えます...。 ▲
by komiyama-k
| 2008-05-04 08:49
| わたしが家を建てるには
あんまりにも久しぶりのカテゴリ:『備忘録』で...どこまで書いたんだったか忘れてしまいました...。
備忘録の備忘録が必要になりそうなわたしです。 ![]() ![]() 当社第一号となるFASの家に奮闘していました...。 同時に来春着手予定のプランも幾つか抱えていたので 不器用なわたしは体調も考慮し産休に入るまでの間 自宅のゾーニング計画については一時中断することに! ただライフライインの選択だけは県道工事の進行状況で急を要していました。 (完成した県道を割るには許可を取るのも大変な上に工費も個人負担となるので、あせっちゃいました。) ↑ご覧の様に田んぼの中にポツンと建てるわけで、一からのライフライン確保が必然だったのです。 ライフラインについてわたしが検討選択したのは、大きく分けると以下の3点についてでした。 ①簡易水道or井戸:衛生的に安全で安定した水を確保するには、出るか出ないか定かでない井戸を 選択する勇気は流石に無く...地盤沈下も気になったので簡易水道を選択しました。幸い簡易水道の本管は敷地東側の村道にあり、宅地造成時に引き込み工事を行なう事で許可の目途が立ちました。 ②下水道or浄化層:下水道の場合/県道に下水道本管があり、まだ宅地ではない敷地に下水桝の設置許可が下りるのか...。浄化槽の場合/下流農地(水利権)所有者全員の承諾が貰えるのか...。どちらの選択にも難がありました。父が幾度も役所へ足を運び...県道拡幅工事に便乗する形で路盤工事の際に田んぼに下水道桝が設置されたのでした。(選択?許可を取り付けてくれた父に感謝!) ③オール電化orガス灯油の併用:まだオール電化が今ほど普及していなかった為、当時はイニシャルコスト(設備投資)が割高でしたが、安全面からオール電化に即決!My電柱を設置することに!! (わたしには、いずれ太陽光発電や小型風力発電が当然の設備になる時代が到来するという思いが当時からあったのです...。) ↓無事下水道に接続されたWC ↓電気温水器で余裕のバスタイム ↓IHで僕もホットケーキ焼けます ![]() ![]() ![]() 2000年を迎え...母子共に順調(?)に成長し続けていたわたしは、大きくなったお腹と腹帯、その上防寒対策で着膨れし...コロコロとまるで雪だるまの様...。車に乗るたびシートベルトを『ぐっぐぅ~』と思い切り引っ張り出してから、『カッチ』とやっとの事で留めていたの思い出します。8年前の冬のこと...。 ▲
by komiyama-k
| 2008-03-06 17:55
| わたしが家を建てるには
11/上旬(色付始め)
![]() スタートさせました...。最初に決定事項・検討事項を整理して...。 検討事項の一つずつに答えを出し...少しずつ形にして行きました。 ①階数 高床(注1)3階建に決定! *予算面からいえば、高床を取止める選択は十分あったのですが 冬期間の採光の確保と、生活に欠かせない車の収納スペースとして 11/中旬(燃える秋) 高床の採用を決定。 (注1)高床:1階部分を基礎とする(雪国の特例)構造 ![]() *居住(生活)スペースは動線を考慮して2階1フロアーに全て確保し、 屋根勾配から発生する空間3階スペース(注2)を予備室とする3階建。 (注2)3階スペース:天井高が1.4m以上となる為ロフトではなく階数(3階)扱いとなる。 ②屋根形状 斜辺上り棟(切妻)自然落下(注3)屋根に決定! *屋根雪処理の方法として融雪・雪降ろし・自然落下の選択肢から イニシャル・ランニングコストの必要な融雪屋根・作業の危険を伴う雪降ろし ↑実家のダイニングの窓は今真紅です。 屋根は除外し、自然落下の採用を決定。 (注3)自然落下:屋根面への降雪を屋根勾配(4寸程度)と仕上材の特性(滑・耐摩)によって自然に落下させる屋根形状のこと。 *角地である2方道路からの乗り入れと、権現堂・越後三山を望む東と南の2面を雪の落下しない妻面とする必要から、北西の角から南東の角への斜辺上り棟の切妻形状に決定した。 コスト的には断然、北面又は西面への片流れ屋根にするべきなのだが...譲れないわたしのこだわり! (田んぼのど真ん中...片流れ屋根は近くに点在する農作業小屋・牛舎に類似してしまうので...。) ③規模形状 建築面積25坪(5間×5間)の正方形に決定! *ポーチ・玄関・2階(生活フロアー)までの階段・親子2人の居住スペース等のボリュームと予算の間でせめぎ合い、縮小を試みたのですが...2人暮らしとはいえ、水廻り衛生設備は省く訳にもいかず、生まれて来る子供が男の子である可能性もある訳で個室も1室は欲しいetc...。詳細は次回~選択(ゾーニング)~で! 結局、構想図面を縮小することは出来ずに建築面積は25坪となりました。 *通常は平面プランに因り屋根形状を検討するのですが...自然落下の場合は同時進行になり...。 形状は単純な正方形(屋根形状に因り)に決定しました。 ④仕上げ材 屋根・外壁:長尺カラー鉄板 基礎:コンクリート打ち放しに決定! *①~③での予算の減額がわたしには出来ず仕舞い...そのしわ寄せは全て仕上げ材にきました...。 構想図面とは大きく異なるものとなってしまいました...。これが現実です!! *屋根材:長尺カラー鉄板(GL)横葺き 自然落下を考慮した上で最も安価な物の中から淡色を選択。 *外壁材:長尺角波(逆波)カラー鉄板 すっきりと濃色を選択。木部の現しはファサードの極一部のみに。 *基礎(1F):コンクリート打ち放し仕上げ 『自然石を貼りたいなぁ』無謀な夢は当然アッサリ却下! 構想図面から一歩前進、外観概略決定...。(8年前のこと、あの頃はわたしもまだ若かったなぁ。) ![]() ![]() ![]() ↑廻りには初雪が解けきれずに残ってました 新年を迎え日増しに雪に埋もれて行きました→ 7年前の今日2000年11月15日(大安吉日)に、住宅の施工契約を結び着手した事をはっきりと覚えています。 (誕生日の翌日だったから尚のこと忘れ難いのかも知れません...。) 会社で請負った他の建築工事がひと段落するのを待って、冬仕事でお願いしました。 (雪深い魚沼では当然ながら冬に向かって着手する建築工事は減少します...。) 『暖冬小雪でありますように!』わたしの願いも虚しく...結局は写真のありさまで建て方は初雪にみまわれ、梁・柱の番付けさえ雪で見えない状態で...そして年末年始の間に降り続いた雪にわたしの家(現場)はすっかり、すっぽり埋もれてしまったのでした...。 ▲
by komiyama-k
| 2007-11-15 17:57
| わたしが家を建てるには
霜の降りる頃、構想図面で近隣所有者の了解を得ることが出来き農振除外の手続きに入りました。
書類の記載項目に『工事予定額』の欄があり、多少躊躇したのですが1500万円と記入しました...。 予算とプランの調整をとりる為に何度も具体案を練り直しました...。 自問自答しながら厳しい選択を幾つもしていく作業は、苦しいものでしたが自分の考え方や価値観が明確になり、途中からはかえって面白くさえ感じる様になりました...。 (やっぱりわたしはMかも?) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 田んぼのど真ん中に建てる訳ですから、四方八方から良く見えます...遠くからも良く見えます...。 どのようにしてこの外観(上の写真)に決まっていったのかは次回の~選択(外観)~に書きます...。 (実はこれから小学校の個人面談の為、早退させていただくのです...。すっかり忘れていました...。) ![]() ![]() ![]() ↑5月中旬は下権現堂の真上 ↑9月下旬は下権現堂の南側 ↑そして今朝はそのまた南の山の南側 日の出は日々遅くなり今朝は息子を送りだした7時頃に、随分南から顔を出しました。 息子に『おはよう!元気に行ってらっしゃい!』とでも言ってくれているのでしょうか...。 ▲
by komiyama-k
| 2007-11-09 15:46
| わたしが家を建てるには
![]() まず敷地に対する思いを 予算は二の次にして... 図面にしてみました。 一番は窓からの風景! 『東の権現堂』 『南の越後三山』 この敷地を選んだ最大の理由を忘れる訳にはいきません...。 南面と東面には大きな 窓を設けたLDKを配置。当然、敷地に対する建物 ![]() 二番は屋根雪の処理! 『自然落下』 『高床式住宅』 屋根の雪降ろしをせずに 済むように屋根は急勾配 に、又東南の道路面は 眺望・出入り確保の為に 妻面とした単純な外観、 居住空間を2階に! 豪雪地帯・積雪3mの地 毎年訪れる雪の季節を 考慮しなければ...。 ![]() ![]() 建坪約25坪で、最初描いた 懐かしの『青焼図面』です。 実際に建てた家とは異なる のですが...要点の変更は ありませんでした。 1999.11.5 ↑お腹の子供 構想を図面化する2週間で 2007.11.1 ↑我が家の北西面からのhoto (順調に育っててくれていました。) わたしは4㎏も増量をし、 (この面は冬季完全に雪に埋もれてしまいます。) 妊婦検診で厳しい指導を 受けたのでした...。 ▲
by komiyama-k
| 2007-11-02 14:51
| わたしが家を建てるには
(週末に見つけた小さい秋)
![]() ![]() (随分と間があいてしまいました。) 農地法を調べていくと、手続きすべてをクリアするには 10ヶ月ほどの長丁場になりそうでした...が、 県道(南)面より間口24m奥行20mの約145坪の ![]() そして、着工が来年の夏以降になるということも解りました。 先ず具体的な農振除外の手続きに入る為に、土地の利用計画 (住宅プラン)に愈々取り掛かったのですが、その頃のわたしは 妊婦だったせいもあって、仕事を終えアパートに帰ると異様な程の 食欲と睡魔に襲われてしまい構想は妄想止まりで夢の中...。 そんな夜を繰り返しお腹周りだけが着実に大きくなっていました。 10/27(sat)雨 10/28(sun)快晴 10/29(mon)曇り ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ※この季節は天候で、まったく違った印象を受けます。山は紅葉(?)で茶色く色づき始めました。 ▲
by komiyama-k
| 2007-10-29 11:14
| わたしが家を建てるには
わたしが家を建てるには、いの一番に敷地を確定する必要がありました。 (今朝8時の空)
![]() また、無理をしてでも入手したいという程の物件も無く...。 ただ、わたしには『あそこに、建てられたら...。』と、漠然と思っている場所がありました。 そこから見える『権現堂は最高!!』と、いつも思っていた お気に入りの場所! ![]() 当時は県道の拡幅工事と減反政策が重なり休耕している状態でした。) 父から『あそこはどうだ?』と、願ったり叶ったりの提案があったのは、 わたしが『子供が...家を建てようと思います。』唐突に話したその晩でした。 週明け(1999年10月11日)早々、父は村役場・農業委員会へと足を運び 『敷地』とする為に必要となる手続き(法)・手順・期間等を調べてくれたのでした。 (8時20分川口橋) (15時の空:快晴) ![]() ②敷地とする必要分の分筆(隣地所有者の立会い) ③農業推進地域の除外手続き(隣地所有者の承諾) ④農地転用許可手続き(隣地所有者の承諾) ⑤乗り入れ(接道)申請手続き ![]() ⑦所有者の変更登記:父→わたし(贈与又は売買) ⑧地目変更登記:田→宅地 以上が敷地確保に必要な手続きでした...。 雪が降り出すまでに、隣地所有者の立会いを終えなければと..... 一雨毎に深まる秋に、急かされた10月中旬でした。 ▲
by komiyama-k
| 2007-10-12 17:55
| わたしが家を建てるには
(今朝も、珈琲で目覚めました...。)
![]() わたしが家を建てるには、資金・敷地・工期等々解決すべき問題が山積でした...まぁ誰もがそうだとは思うのですが...。 (お施主様はこれらの問題をクリアされているのですから、頭が下がります。) 仕事では資金計画のお手伝いもしていましたので、税金やローンについての知識は人一倍もっていたのですが...自分自身の資金計画については????? ![]() それまで『ケ・セラ・セラ』と生きてきたわたしに、蓄え(手持ち金)などというものは殆ど無く...間もなく母子ふたりの暮らしが始まるわけですから...。当然、金融機関の応対もローンとして組める内容も厳しいであろうことは、火を見るよりも明らか!! しかし避けては通れない路...年収300万円代・25年ローン・保証人なし・担保となる敷地の評価0円という条件で、シュミレーション ![]() 厳しい現実でも見えてくるとファイトが湧きます! 大変であればあるほど、どんな家が建てられるのか、どんな子供が生まれてくるのか、どんどん楽しみになって...。 またまた、一回り大きく膨らむ夢とお腹でした。 秋空(羊雲) 17時の空(自宅北側) 17時の空(自宅西側) ![]() ![]() ![]() ▲
by komiyama-k
| 2007-10-10 17:18
| わたしが家を建てるには
![]() 『子供が出来ました、家を建てようと思っています。』と打ち明けたのでした。 最初は驚かれた様でしたが、返ってきた言葉は『おめでとう!よかったね。』 『で、予定日は?』でした。女性が子供を産むのは至極自然な事だから、 個々の事情はともかく、会社としては規定通りの産休・育休で対応して下さるとの事...。 感謝感激! ![]() 今度は家族に打ち明けるべく、週末には実家へと帰ったのでした。 農家である実家では10月10日の夜に稲刈が終わった祝が開かれ、 その席で、いつ話を切り出そうかと下座からタイミングを窺っていると...。 上座に居た弟(跡取)が目を細め満面の笑みで話し出したのでした。 『来春の田植え頃には、家族がもう一人増えることになりました。』 祝の席はそれで一挙に盛り上がり...。 結婚5年目にして子宝に恵まれた弟夫婦は、少し照れながらも本当に嬉しそうでした。 そして、あまりの偶然に面をくらったわたしは、タイミングを図る余裕など最早どこにもなく、便乗した形で 『実は、わたしも...。』 その場は一瞬、時が止まったかの様に静まりかえってしまい...。 『目出度い事が重なるのう』と、父が口を開いてくれるまで...。ほんの数秒だったのでしょうが...。 様々な思いが駆け巡り、とても息苦しかったのを覚えています。 家族に心配を掛けた(特に両親の胸中は複雑だったに違いないのに)わたしを怒るでもなく力になろうと話し合ってくれたのでした。 感謝感激! その晩は、わたしたち姉弟が生まれた当時の事から延々話は尽きず、家の候補地や産休から家が完成するまでの間実家で世話になる事等々が、ありがたい事にとんとん拍子に決まったのでした。 帰り際、『寒くなるから、体大事にしろや。』『無理はするな。』と気遣われ、涙が...。 会社・家族...今更ながら、自分は恵まれているのだと痛いほど感じ...。わたしはそれに応える為にも やがて生まれて来る子供の為にも『もっと強くなろう』『もっと頑張ろう』と、漸く~始動~したのでした。 ![]() ![]() 今日は久ぶりに晴れ、窓から日の出が拝めました。 軌道は随分と傾き、下権現堂の南側からでした。 ![]() ![]() 小雨だった一昨日は靄がたちこめていました。 田んぼの稲刈も終わり、 紅葉を迎えるまでの暫くは、 ちょと寂しい風景です。 ▲
by komiyama-k
| 2007-10-03 14:23
| わたしが家を建てるには
9/16 晴天(南面) 9/24 うす曇(南面) 9/25 雨(東面)
![]() ![]() ![]() ※2週続いた3連休で、稲刈りは捗り田んぼの風景はこんな風に変わりました。 わたしが家を建てるには、通常の手順に入る前に自分自身の環境を整える必要がありました。 1)健康の確保。(無事に出産を迎えること) 2)経済基盤・仕事の確保。(母として継続可能なもの) 3)生活基盤・住まいの確保。(2人の暮らし・保育施設等) ドラマだと『子供ができました、結婚させて下い。』『許さん!馬鹿モン!』と怒鳴られるシーンが、 先ずはお決まり...。30代半ばにして結婚は全く考えていないわたしが、唐突に、『子供ができました、家を建てようと思います。』なんてきりだしたら...。『勘当だ!』・『クビ!』と両親や社長に言われるのだろうか...リアクションを想像しては、なかなか言い出せずに居ました。 とにかく、日中は黙々と仕事を進め、夜は悶々と母子手帳の出産予定日や預金通帳の残高を眺め、なんの糸口も確証もないままに、夢とお腹だけが膨らみ始めていました。 2度目の妊婦検診で胎児の命を目の当たりにした時、感動と責任の重さに後押しされ、震えながら 『子供ができました、家を建てようと思います。』と、唐突極まりない序章で...。 幕を開けたのでした。 ▲
by komiyama-k
| 2007-09-26 10:58
| わたしが家を建てるには
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